赤ちゃんを坊主(丸刈り)にすると髪質が変わって良い毛が生えるの？それ本当？

産まれたての赤ちゃんの髪はふわふわしていて、可愛いけれど頼りない感じがしますよね。

「しっかりした髪が生えてくるのだろうか？」なんて不安になってしまう方もいるかもしれません。

そこで、そんな赤ちゃんに良い毛が生えるようにと、昔から言われているのが「坊主(丸刈り)にすると良い」ということですね。

赤ちゃんを丸刈りにしてしまうなんて、少しかわいそうな気もしますが、本当に坊主にすれば髪質が変わって良い毛になるのでしょうか？

これは女の子の場合もするのでしょうか？

また、もし丸刈りにするなら、バリカンを使用するのでしょうか？

そんな気になる赤ちゃんの丸刈りについて解説していきます。

まず、そもそも赤ちゃんの髪を坊主にすると、髪質が変わって良い毛が生えるというのは本当かどうか気になるところですね。

確かに大人の場合でも、坊主にすることで髪質が硬くなるようなイメージがあります。

では赤ちゃんも髪質が強く、固くなるということなのでしょうか？

実はこれについては、単なる迷信であると考えられます。

坊主、丸刈りと言っても表面に生えている髪をカットするだけですから、毛根にまで影響するわけではありません。

頭皮から出ている髪の毛というのは、死んだ細胞ですから、これをどうカットしようと、髪質が変わることはないのです。

ただ、長さが均等に揃い、切り口も太く見えるため、髪が増えてしっかり生えそろったようなイメージになる、ということは考えられます。

つまり、良い髪が生えてくるようにするために、必ずしも坊主にしなければならない、と言うことはないのです。

坊主という髪型は、基本的には男の子がするものですよね。

女の子にとって髪は命、なんて言われますから、丸刈りなんてかわいそうです。

ですが、良い髪を生やすために女の子でも坊主にしてしまおうという考え方の方もいます。

ただし、坊主にしたから髪質が変わるというわけではありませんので、女の子がわざわざ、そんなことをする必要性はどこにもありませんね。

さらに言うなら、坊主にすると髪に良いどころか、頭皮を傷つけてしまう恐れもあるので、できることなら男女問わず、赤ちゃんのデリケートな髪を坊主にするのはおすすめできません。

髪のクセや髪質というのは、年齢と共に変化していくものです。

早い段階で坊主にしたからと言って、将来の髪質が変わるわけではありませんので、男の子でも女の子でも、できるだけ坊主にするのは控えましょう。

赤ちゃんの髪を丸刈りしたところで良い髪が生えるわけではありませんが、それでも何らかの理由で、坊主にしたいという方もいらっしゃるでしょう。

ある程度の年齢になれば、バリカンで簡単に坊主にしてしまうこともできます。

では赤ちゃんに関してはどうかと言うと、これはバリカンはできるだけ避けるべきです。

赤ちゃんのデリケートな頭皮に傷をつけてしまう恐れがあり、またかぶれを起こすリスクもあります。

傷付けてしまった頭皮からばい菌が入るケースもありますので、バリカンやカミソリで坊主にするのはやめましょう。

また、髪というのは頭を守る目的で生えているものです。

赤ちゃんの場合は寝ている時間が長いため、頭を摩擦から守る役割が大きいですね。

さらに外に出た時には、強い紫外線などからも頭皮を保護しています。

これをむやみに剃ってしまうのは良くありません。

赤ちゃんの髪をカットする際には、できるだけハサミを使い、短くなり過ぎないようにカットしていくことが大切です。

坊主にするのは、もう少し大きくなってからで十分ですね。

うちは夫自身がハゲることを恐れているので、息子の髪の毛を坊主にして良い髪の毛が生えるようにしたい、と生まれる前から言っていました。

私は冗談だと流していたのですが、これだけはやらせてくれとお願いされ、自宅で１歳の息子の髪の毛をバリカンで坊主にすることに。

結果、母としてはおすすめしません。坊主にしないであげてほしい。

息子はバリカンが怖くて大泣きし、抑える私はなんだか虐待しているようで胸が痛みました。

でも途中で終わるわけにはいきません。

そして坊主ほど難しいものはないですね。

そういうわけで、次男を坊主にしたいとは言いださない夫です。