赤ちゃんの日々のお世話は、大人と違って繊細でとても大変ですよね。
新生児の場合は、当然ながらまだ言葉もしゃべれず、日常生活におけるケアも自分ではできないうえ、嫌がることもしばしば。
そんな中、赤ちゃんが鼻を詰まらせて、「フゴフゴ」「ブヒブヒ」と言っていることってありますよね。
それはずばり鼻水が固まり、「鼻くそ」がたまっている証拠です!
鼻が詰まって息苦しくなり、夜に寝付けず赤ちゃんが泣き出してしまい、大変な思いをした経験はありませんか?
「放置したら、窒息してしまう可能性もあるかも?」「また泣かれちゃう」と、鼻掃除は地味に面倒に感じてしまいますよね。
実際には窒息する心配はありませんが、鼻の奥のほうまで、ある頻度でお掃除してあげることはとても大切なのです。
とはいえ、鼻の奥のほうに鼻くそがあるのに、ピンセットで取ろうとすると嫌がる赤ちゃんはたくさんいますよね。(冷たい異物感が入ってくるのは、大人でも怖いですし)
ここでは、「鼻掃除=痛くて怖いもの」と、赤ちゃんに思わせないために、楽チンな取り方をご紹介します。
「赤ちゃんの鼻くその取り方について」
鼻の穴でも、出口近くにある鼻くそならば、綿棒を使えば簡単に除去できます。
綿棒をベビーオイルなどに浸して、やさし~くマッサージするとキレイに取れますが、奥にこびりついた鼻くそは、専用のピンセットのほうが確実に取れます。
とはいえ、先にも記述したとおり、綿棒よりも太いピンセットの異物感を嫌がり泣き出してしまう赤ちゃんも多いはず。
また、ここで注意したいのは出血です。
みなさん、茶色の鼻くそを見たことはありますか?
実は、乾燥やアレルギーなどで鼻腔内が切れてしまうと、血と鼻水の色が混じって茶色い鼻くそになります。
大人と違って新生児の赤ちゃんは、鼻の穴が小さく敏感ですから出血も起こしやすいのです。
特に冬場などは冷気と乾燥により、鼻水も固まりやすくなりますので、無理に取ろうとすると鼻血が出たり、痛みで泣き出してしまい鼻掃除を嫌がるクセがついてしまう可能性があります。
そう考えると、ピンセットでは出血させてしまうのでは?と心配になって鼻掃除も億劫になりますよね。
そこで大事なのが「湿気」による潤いです。
お肌も潤って、鼻の粘膜もやわらかくなっている「お風呂あがり」は、特に効果的なのでおススメです。
また、おうちにいる間は加湿器をつけておき、赤ちゃんの寝起きに(ぼーっとしているので)ピンセットでパパッと取ってしまうのも良いでしょう。
「奥の鼻くそは、やっぱりピンセットで取ってあげるのがいいの?」
とはいえ、「今すぐお鼻の奥を掃除してあげたい!」と思った時のほうが多いかもしれません。
しかし綿棒よりも異物感が感じられるピンセットをどうしても嫌がる赤ちゃんの場合はどうしたらいいの?と頭を悩ませているお母さんもいるのでは。
その場合には、吸い出してあげる方法を試してみましょう。
口で直接吸い出す方法もありますが、抵抗がある場合には吸引機もあります。
口にマスクを取り付けて吸い出す方法もあれば、電動・手動のものあります。
こちらは薬局などで販売されているので、簡単に手に入ります。
「処理の頻度と対策」
こまめに赤ちゃんの鼻水をふき取ってあげることが一番ですが、仰向けや横に顔を向けると大人と同様で鼻の奥がつまり、息苦しくなりやすい原因になります。
なるべく頭を高い位置にして、縦になるよう意識して抱っこしてあげるのも効果的です。
また、ティッシュで鼻こよりを作り、鼻の奥をチョンチョンと刺激してあげることで鼻水がたくさん出て、固まった鼻くそも一気にくしゃみで出すことも。
赤ちゃんがぐずらずにいてくれるのは、お母さんにとっても助かりますよね。
ぜひ、試してみてください。
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