新生児は鼻くそを自分でとることができないので、鼻の奥に鼻くそがつまる頻度も多いのではないでしょうか。
窒息しないようにピンセットで鼻くそを取ってあげようとしても、赤ちゃんが嫌がることも。
ピンセットがだめなら綿棒!と取り方を試行錯誤するも、また赤ちゃんに嫌がられて・・
いざ取ってみると、赤ちゃんの鼻くその色が緑色や茶色!
これって病気かな?と気になりますよね。
大人になっても風邪を引いたときに白色の鼻水が出たり、黄色の鼻くそが出てきますが、赤ちゃんの鼻くその色も体の異常を表します。
今回は、赤ちゃんの鼻くその色について見てみましょう。
赤ちゃんの鼻水が出る理由
鼻水は、体の中に入り込んだ病原菌を体から出し、殺菌する役割を持っています。
つまり、赤ちゃんの体に病原菌が入ると、大量に鼻水を出して菌を出そうとしているのです。
では、通常、鼻水は白色ですが、色が違うことによって健康上問題はあるのでしょうか。
赤ちゃんの鼻くその色の違いは?
白色
白色は特に問題が無いと言われています。
しかし、ネトっとしている際には副鼻腔炎の恐れもあります。
心配な方は耳鼻科に行って相談してみましょう。
黄色
大人でも風邪を引いたら黄色の鼻くそが出ることはありませんか?
赤ちゃんの場合も似ています。
白血球が病原体と戦った為にできた白血球の死骸が、黄色の鼻くそとして出てくるのです。
長期間治らない場合は病院に行ってみてください。
緑色
緑色は、黄色の鼻水より炎症や病気の可能性が高まります。
昔は栄養失調によるタンパク質不足で緑色の鼻くそが出る新生児も沢山いたようです。
しかし、今の時代は栄養失調の可能性は低く、何か感染した症状の可能性が高いので、病院で見てもらう方が安心です。
茶色
鼻くそが茶色になる際は、鼻くそに血液もしくは汚染物質が混入しています。
つまり、鼻の中で何かしらの異常が起こっている危険性が高いです。
「この前まで緑色の鼻くそだったのに、茶色になってきた」という際は、炎症が進行している危険があるので病院に行くことをお勧めします。
赤ちゃんの鼻くその取り方は?
では、どうやって赤ちゃんの鼻くその取ればいいのでしょうか。
ここでは3つご紹介します。
赤ちゃんの鼻くそをピンセットで取ってあげよう
赤ちゃんの鼻くそは頻繁に出てきます。
お母さんが取ろうとしても嫌がる赤ちゃんが多いですが、ピンセットならささっと取れます。
普通のピンセットではなく、赤ちゃんの鼻くそを取る専用のピンセットが販売されていますのでチェックしましょう。
嫌がる赤ちゃん相手でも、手前の鼻くそならさっととることが出来るので便利です。
また、寝ている時は、鼻の奥の鼻くそを取るチャンス!
ピンセット以外は?ミルクをつけて綿棒でくしゃみをさせよう
赤ちゃんは、普段飲んでいるミルクの匂いなら安心して落ち着くこともあります。
綿棒の先にミルクを湿らして試してみてください。
普段は嫌がる赤ちゃんも、暴れずにいてくれるかも?
ティッシュでムズムズ!くしゃみをさせよう
ティッシュでこよりを作り、赤ちゃんの鼻の中に入れてみましょう。
クチュクチュっと刺激していると、赤ちゃんがムズムズしだしてくしゃみをしてくれます。
そうすると、赤ちゃんの鼻くそが勢いよく飛び出してきて、手軽に取ることができますよ!
これら以外にも赤ちゃんの鼻くそを取る方法はいくつかあります!
赤ちゃんに合った取り方で鼻くそを取ってあげましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか。
たかが、鼻くそくらい・・と思っていると、思わぬ異常のサインを見逃していまうかもしれません。
赤ちゃんの鼻くその色が気になる方は、専門家の方に相談してみましょう。
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