グズッてなかなか寝てくれない赤ちゃん。
そんな赤ちゃんを寝かしつけできる有効な方法の1つとして知られているのが、ラッコ抱きというものです。
では、ラッコ抱きとはどのような寝かしつけの方法なのか、チェックしてみましょう!
また、この寝かしつけの方法には、実は突然死の危険もあると言われています。
そこで、ラッコ抱きによる寝かしつけの際の注意点も併せて紹介していきます。
ラッコ抱きとは?
そもそもラッコ抱きとはどのようなものなのかというと、これはまるで、動物の「ラッコ」のように、お腹の上に赤ちゃんを抱えて眠るスタイルのことを言います。
ママは仰向けに寝転がり、赤ちゃんはママのお腹の上に、うつ伏せの状態で寝ます。
こうすると、ママと赤ちゃんの体がピッタリと密着します。
これにより、赤ちゃんはママの温もりを感じ、安心します。
そして、ママの心臓の音も、赤ちゃんによく聞こえます。
ママの心臓の音は、赤ちゃんがお腹の中にいる時に聞こえていた音です。
そんな音を聞くことで、より安心して、寝つきやすくなるというわけです。
なかなか寝てくれない赤ちゃんの寝かしつけの方法として、覚えておくと便利です。
多くの赤ちゃんが、グズグズしていてもラッコ抱きをした途端に泣き止んでくれますよ!
ラッコ抱きに突然死の危険あり!?
寝かしつけの方法として大変有効ならっこ抱きではありますが、実は注意しなければならない点があります。
それは、この寝かしつけの方法には、「突然死の危険性」が潜んでいるという点です。
らっこ抱きでは、赤ちゃんをママのお腹の上で、「うつ伏せ」で寝かせますね。
ですがうつ伏せという姿勢で寝かすことで、突然死のリスクが高まることが知られています。
注意しなければならないのは、うつ伏せになった状態で、赤ちゃんの口や鼻を塞いでしまわないようにすることです。
ラッコ抱きのままで、うっかりママも寝入ってしまうと、そこまで意識できなくなってしまうことがあります。
窒息の危険がありますので、ラッコ抱きで赤ちゃんが寝てくれたら、そっと下ろして仰向けや横向けで寝かすようにしてあげると安心ですね。
また、ラッコ抱きによる突然死の危険性が気になる場合は、できるだけラッコ抱き以外の寝かしつけもできるように努力していきましょう。
ラッコ抱き以外の寝かしつけのコツ
赤ちゃんの寝かしつけの方法として効果的なラッコ抱きですが、できるだけ突然死の危険性を減らすために、他にも赤ちゃんを寝かすための工夫を取り入れてみましょう。
赤ちゃんが寝てくれる方法の1つとしては、授乳がありますね。
おっぱいを吸うことで、赤ちゃんは安心し、寝入りやすくなります。
添い乳などをしてみるのも良いですね。
ただし添い乳をする場合も、おっぱいで赤ちゃんの鼻や口を塞いでしまわないように十分に配慮してあげてください。
それから、もう1つ気を付けたいのは昼寝の時間です。
昼寝の時間が長すぎると、夜はなかなか寝つけなくなってしまいます。
生まれて間もない赤ちゃんは、昼も夜も関係なく眠るのが当たり前ですが、3ヶ月を過ぎた頃から、徐々に朝と夜のリズムを作ってあげましょう。
もちろん昼寝も必要ではありますが、明るい時間にお散歩などに連れ出して、活発に過ごすと、夜はぐっすり眠りやすくなりますよ!
私の体験談
長男は夜ほんとに寝ない子で、よく泣いていたので、いつからか自分が疲れ果てラッコ抱きで寝るようになりました。
ラッコ抱きをしているとほんとによく寝てくれるからです。
最初はいい方法を見つけたと思い、お腹に乗せて何時間も寝ていたのですが、1歳、2歳となるうちに重くて重くて息苦しくなり限界を迎えました。
ラッコ抱き卒業のきっかけは、次男の妊娠です。
2歳の長男に、お腹に赤ちゃんができたから、もうママの上で寝るのはおしまいにしようと話をして、横に添い寝してトントン。
夜中に無意識で私の上に乗ろうとする長男、乗らせまいとする私。
泣くこともありましたが、もうラッコ抱きはしてくれないんだ、と諦めがついたのか、添い寝で寝てくれるようになりました。
とにかく日中にたくさん遊ばせ疲れさせ、お昼寝は17時を過ぎないようにして夜を迎えることを日々やっていました。
ラッコ抱きの卒業、なかなか難しく2歳過ぎるまで続けていましたが、辞めたら自分も楽だし最高です。
卒業しよう、と覚悟を決めたら是非違う寝かしつけを試してみましょう。
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